「教科書を読めない子どもたち」って?!お子さんは教科書が読めますか? その2

今日は、再び、「読解力」を取り上げてみたいと思います。

以前、東大合格を目指すAI「東ロボくん」で有名な新井紀子先生のご著書、『AI VS. 教科書が読めない子どもたち』を紹介しながら、読解力について書きましたが、今回は、その2回目です。

今回は、前回ご紹介した問題より、難易度が高い問題をご紹介します。

「教科書を読めない子どもたち」って?!   その1はこちらから

 

以下がその問題です。内容は全て新井紀子先生の『AI VS. 教科書が読めない子どもたち』(2018:東洋経済)をもとにしています。

アミラーゼという酵素はグルコースかがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースでからできていても、形が違うセルロースは分解できない。

この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選択肢のうちから一つ選びなさい。

セルロースは(     )と形が違う。

①デンプン ②アミラーゼ ③グルコース ④酵素

答えはおわかりでしょうか。
某新聞社の論説委員から経産省の官僚まで、なぜかグルコースを選らずので驚いたと新井先生は書いていらっしゃいます。

新井先生によると、これは、AIが文章を論理的に読めるための「係り受け解析」といわれるものであり、「何がどうした」という主語と述語の関係や修飾・被修飾の関係の理解等を含むということです。

小学校では、国語の時間に、主語述語の関係は低学年で、修飾・被修飾の関係は中学年で取り扱います。
中学校では、主語述語や修飾・被修飾の関係を含め、日本語の文法を体系的に理解していきます。

今回の内容からも、小学校の低学年のうちから国語の力を高めることの大切さがおわかりいただけたのではないかと思います。

また、中学校になって、国語以外の教科で躓く原因の1つが、読解力の低さにありそうだと感じていただけたかもしれません。

中学校の国語で学ぶいわゆる学校文法は、読解力を高める鍵になるのではないでしょうか。

国語は、何を勉強したらいいのか分からない、いつも使っている日本語だから勉強する必要がない、という考えから、私たち親世代が解き放たれることが、子どもの読解力が高まっていくことのきっかけにつながるような気がします。

アールエデュケーションでは、国語の単元先取り学習で、日本語の特徴をつかみながら、主語述語や修飾・被修飾の関係を含め、日本語の文法の体系的な理解を促し、書かれている内容を丁寧に読み進める個別指導を提供しています。

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ところで、、、問題の答えですが、、、

①のデンプンです。

最後までお読みいただきありがとうございました。